WordPress5.8のインストールと足りない php 拡張機能の追加方法

FreeBSD と Nginx php MariaDB で構築したサーバーに WordPress のインストールの方法を記録.
wordpress_install

WordPressをインストールする前に必要なソフトウエア

FreeBSD さーばーにwordpressをインストールする前に、以下の3つ( nginx , php74 , mariadb )のソフトをインストール、設定する必要があります.
それぞれのインストール方法は、以下の画像からサイト内リンクで見ることができます.

WordPressファイルのダウンロード

サーバーにターミナルからssh接続して、ダウンロードしたいディレクトリに移動
				
					# cd /usr/local/www/nginx  nginx.conf の root ディレクトリに移動
				
			

※Nginxの設定ファイルnginx.confのserver{ root /usr/local/www/nginx ;}だったので

				
					# wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz  最新wordpressファイルのダウンロード
# tar -zxvf latest-ja.tar.gz       ファイルの解凍
				
			

ワードプレスのディレクトリは、/usr/local/www/nginx/wordpress となります.

もしも、wgetがインストールされていない場合は

				
					# pkg install wget
				
			

でインストールできます.

				
					 # chown -R www:www wordpress/ ファイルのオーナーをFreeBSDではwwwにします.
				
			
Nginxでアクセスできるようにwordpressのディレクトリ全体のオーナーをwwwに変更できました.

確認は、

				
					# cd /usr/local/www 
# ls -al
				
			

WordPressのディレクトリをwebブラウザで確認

同じLAN内に接続されているPCのwebブラウザから「IPアドレス/wordpress/」にアクセスすると、WordPressの設定画面になります.

wordpressのデータベースの準備とデータの入力

データベースにアクセスして、データベースを作りましょう.
動作確認なので適当なパスワードにしてありますが、本来は強力なパスワードの方が好ましいです.

ここでは、例えば

データベース名 : wpdb

ユーザー名 : hoge

データベースのパスワード : hogepwd

とすると、

				
					# mysql -u root -p 
pass:********  ( MariaDB の root のパスワードを入力 )
>create database wpdb;
>grant all on wpdb.* to 'hoge'@'localhost'identified by 'hogepwd';

> quit;
				
			

WordPressの設定画面

———— データベース用の設定 ————–

デーベース名 wpdb

ユーザー名  hoge

パスワード  hogepwd

データベースのホスト名 127.0.0.1

テーブル接頭辞 wp_

——— wp-congig.php に書き込まれますので後から修正は可能です—————-

——————–ようこそ ———————————

サイト名 ワードプレス

サイト説明   wordpress

Eメール        hoge@hoge.com

ユーザー名 hoge

パスワード hoge

——データベースに書き込まれます wordpressにログインして設定画面から修正は可能 —

登録した、ユーザーとパスワードでログインする.

WordPressのダッシュボード画面にログイン

ワードプレスのダッシュボード画面が現れます.

実サイトのホーム画面

ワードプレスのホーム画面です.

サイトヘルスでWordPressサイトのチェック

ワードプレスの/wp-admin/から

ツール サイトヘルスを見ます.

 

Imagick,filter,iconvが必要みたいですね.

問題点 足りない推奨モジュールを追加インストール

WordPressのダッシュボードのサイトヘルスで指摘されたphpの拡張機能である推奨モジュールを追加インストールしましょう.

				
					# pkg install php74-iconv php74-filter php74-pecl-imagick
				
			

FreeBSDの場合はpkgでインストールして、phpの機能拡張を反映させます( Nginx の場合).

				
					# service php-fpm restart
				
			

phpモジュールが反映されたら、ワードプレスのダッシュボードからサイトヘルスを確認します.

停止しているプラグインやテーマを削除すると、サイトヘルスは良好になりました.

httpsは、LAN内のテストサーバーなので、仕方ないか.

WordPress 5.9 に必要になった機能拡張

WordPress 5.8 –> WordPress 5.9 にアップデートして、ワードプレスのダッシュボードからサイトヘルスを確認すると、

オプションのモジュール intl がインストールされていないか・・・と改善点の指摘をされました.

php の機能拡張 php-intl を追加インストールします.

				
					 # pkg search php74-intl
php74-intl-7.4.27              The intl shared extension for php
				
			

pkg search で調べてみると上のように表示されました.

php74-intl-7.4.27 をインストール

php-fpm を再起動してモジュールを適用します.

				
					# pkg install php74-intl-7.4.27
Proceed with this action? [y/N]: y

# service php-fpm restart
				
			

phpinfo.php でブラウザから表示させてみると、下のようにモジュールが追加表示されました.

ワードプレス 5.9 のツールのサイトヘルスで確認してみると、

ニコニコマークに変更されました.

なんか、可愛いですね.

ワードプレス59 サイトヘルス

WordPress 6.1で必要になった機能拡張

wordpress 6.1 にアップデートすると

ダッシュボード -> ツール -> サイトヘルス

で表示される おすすめの改善

「永続オブシェクトキャッシュを使用してください」 [パフォーマンス]と表示されます.

Redis を使うのが良いと思います.

方法は、下のリンクから参照してみてください.

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