WordPressをインストールする前に必要なソフトウエア
FreeBSD さーばーにwordpressをインストールする前に、以下の3つ( nginx , php74 , mariadb )のソフトをインストール、設定する必要があります.
それぞれのインストール方法は、以下の画像からサイト内リンクで見ることができます.
WordPress に必要な PHP74 の機能拡張をインストール
FreeBSDのパッケージ管理の pkg を利用して、ワードプレスに適応した機能拡張を示しながらPHPをインストールします.
Nginx fastcgi_cache_purge モジュール付きでインストール
ワードプレス プラグイン Nginx helper を動作させる Nginx のモジュール付きインストール方法
WordPressファイルのダウンロード
# cd /usr/local/www/nginx nginx.conf の root ディレクトリに移動
※Nginxの設定ファイルnginx.confのserver{ root /usr/local/www/nginx ;}だったので
# wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz 最新wordpressファイルのダウンロード
# tar -zxvf latest-ja.tar.gz ファイルの解凍
ワードプレスのディレクトリは、/usr/local/www/nginx/wordpress となります.
もしも、wgetがインストールされていない場合は
# pkg install wget
でインストールできます.
# chown -R www:www wordpress/ ファイルのオーナーをFreeBSDではwwwにします.
Nginxでアクセスできるようにwordpressのディレクトリ全体のオーナーをwwwに変更できました.
確認は、
# cd /usr/local/www
# ls -al
WordPressのディレクトリをwebブラウザで確認
同じLAN内に接続されているPCのwebブラウザから「IPアドレス/wordpress/」にアクセスすると、WordPressの設定画面になります.
wordpressのデータベースの準備とデータの入力
データベースにアクセスして、データベースを作りましょう.
動作確認なので適当なパスワードにしてありますが、本来は強力なパスワードの方が好ましいです.
ここでは、例えば
データベース名 : wpdb
ユーザー名 : hoge
データベースのパスワード : hogepwd
とすると、
# mysql -u root -p
pass:******** ( MariaDB の root のパスワードを入力 )
>create database wpdb;
>grant all on wpdb.* to 'hoge'@'localhost'identified by 'hogepwd';
> quit;
WordPressの設定画面
———— データベース用の設定 ————–
デーベース名 wpdb
ユーザー名 hoge
パスワード hogepwd
データベースのホスト名 127.0.0.1
テーブル接頭辞 wp_
——— wp-congig.php に書き込まれますので後から修正は可能です—————-
——————–ようこそ ———————————
サイト名 ワードプレス
サイト説明 wordpress
Eメール hoge@hoge.com
ユーザー名 hoge
パスワード hoge
——データベースに書き込まれます wordpressにログインして設定画面から修正は可能 —
登録した、ユーザーとパスワードでログインする.
WordPressのダッシュボード画面にログイン
ワードプレスのダッシュボード画面が現れます.
実サイトのホーム画面
ワードプレスのホーム画面です.
サイトヘルスでWordPressサイトのチェック
ワードプレスの/wp-admin/から
ツール サイトヘルスを見ます.
Imagick,filter,iconvが必要みたいですね.
問題点 足りない推奨モジュールを追加インストール
WordPressのダッシュボードのサイトヘルスで指摘されたphpの拡張機能である推奨モジュールを追加インストールしましょう.
# pkg install php74-iconv php74-filter php74-pecl-imagick
FreeBSDの場合はpkgでインストールして、phpの機能拡張を反映させます( Nginx の場合).
# service php-fpm restart
phpモジュールが反映されたら、ワードプレスのダッシュボードからサイトヘルスを確認します.
停止しているプラグインやテーマを削除すると、サイトヘルスは良好になりました.
httpsは、LAN内のテストサーバーなので、仕方ないか.
WordPress 5.9 に必要になった機能拡張
WordPress 5.8 –> WordPress 5.9 にアップデートして、ワードプレスのダッシュボードからサイトヘルスを確認すると、
オプションのモジュール intl がインストールされていないか・・・と改善点の指摘をされました.
php の機能拡張 php-intl を追加インストールします.
# pkg search php74-intl
php74-intl-7.4.27 The intl shared extension for php
pkg search で調べてみると上のように表示されました.
php74-intl-7.4.27 をインストール
php-fpm を再起動してモジュールを適用します.
# pkg install php74-intl-7.4.27
Proceed with this action? [y/N]: y
# service php-fpm restart
phpinfo.php でブラウザから表示させてみると、下のようにモジュールが追加表示されました.
ワードプレス 5.9 のツールのサイトヘルスで確認してみると、
ニコニコマークに変更されました.
なんか、可愛いですね.
WordPress 6.1で必要になった機能拡張
wordpress 6.1 にアップデートすると
ダッシュボード -> ツール -> サイトヘルス
で表示される おすすめの改善
「永続オブシェクトキャッシュを使用してください」 [パフォーマンス]と表示されます.
Redis を使うのが良いと思います.
方法は、下のリンクから参照してみてください.
WordPress Object Cache using Redis
WordPress6.1のサイトヘルスで表示される永続オブジェクトキャッシュを使用してくださいの対処、Redisをインストールした